蟹江町蟹江本町城
訪城回数:1回(2008年7月6日)
【368.蟹江城】  
本丸・井戸跡
城碑、案内板
★所感
 現在は、本丸跡に井戸が残り、往時を偲ばせてくれる。
 
評価
築城者は、北条時任とも、渡辺源十郎とも言われているが、定かではない。
城の規模は、90メートル四方で三重の堀があった。ここは、蟹江合戦で知られているが、
小牧・長久手の合戦時、織田信雄方の蟹江城主・佐久間正勝が伊勢に砦を築くため
留守役を前田与十郎に任せた。与十郎は伊勢国神戸の滝川一益と通じていたため、
一益は好機とばかりに蟹江城へ入った。それを知った徳川家康は、信雄とともに
大軍で蟹江城を包囲したため、一益は与十郎を首をはね降伏した。その際、蟹江城は破壊された。
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